【2021年最新】プログラミング言語は何種類?子ども・初心者向けも紹介!

学校教育にプログラミング学習が導入され、徐々に学習の輪が広がっています。

プログラミングを学習しようと思ったときに、必ず選ばなければいけないのが「プログラミング言語」。

プログラミング言語は、全世界で100種類以上存在します。

「子ども、初心者にはどんなプログラミング言語がいいのかな?」と疑問に思っている方はいませんか?

今回はプログラミング学習を始めたい子どもや初心者の方向けに、

  • プログラミング言語の種類
  • 子ども向けビジュアルプログラミング言語
  • 初心者向け記述式プログラミング言語

上記3点について解説していきます。

プログラミング言語はどのくらいある? 

プログラミング言語は、代表的なもので10種類前後、マイナーなものを含めると100種類以上あります。

下記が特に求人、使われる機会が多い8種類のプログラミング言語です。

言語名 代表的な用途
Java  デスクトップ、サーバーのアプリ開発
Java Script  Webサイト、Webアプリ開発
Ruby  Webアプリ開発(日本産プログラミング言語)
Swift  iOS、MacOSをはじめとするApple製品向けアプリ
PHP  Web上の動的なコンテンツ作成
Python  多くのOS・ハードウェアに対応したアプリ開発、AI開発
C#  Windows向けのデスクトップアプリ開発
C++  ゲーム、デスクトップ、Webのアプリ開発

最も求人数が多いのがJavaで、就職のために言語を勉強する方にはおすすめできます。

しかしプログラミング業界は、トレンドの移り変わりが激しいので、一度習得すればずっと使えるわけではありません。

すぐに就職を考えているわけではないお子さんや初心者の方は、「作りたいもの」「難易度」で選ぶといいでしょう。

また、上記8種類の言語は、すべて記述式プログラミング言語と呼ばれているアルファベットのコードを書いていく言語です。

プログラミングに対する理解が浅いうちは、理解しづらいので、次章で紹介するビジュアルプログラミング言語から始めていきましょう。

何からやればいい?子ども向けビジュアルプログラミング言語 

子どものプログラミング学習におすすめのビジュアルプログラミング言語として、

  • Scratch(スクラッチ)
  • Springin’(スプリンギン)
  • MoonBlock(ムーンブロック)

上記3種類を紹介していきます。

子ども向けビジュアルプログラミング言語 1:Scratch(スクラッチ)

Scratchは、小学生向けプログラミング教室でよく使われているビジュアルプログラミング言語です。

マウス操作でブロックを組み合わせていくことで、コードを積み重ねてプログラミングを行います。

組み合わせたブロックに従ってキャラクターが動く仕組みです。

ソフトウェアやアプリなどは、必要ありません。

インターネットブラウザ上で動くので、会員登録のみで気軽に始められます。

Scratchの公式サイトを見る

子ども向けビジュアルプログラミング言語 2:Springin’ (スプリンギン)

Springin’は、日本の会社が開発し、全国各地の小学校・教室で導入されているビジュアルプログラミング言語です。

絵や写真に音や動きをつけられる属性アイコンを組み合わせることで、ゲームや絵本を作れます。

自分が作ったゲームや絵本などは、Springin’内のマーケットに出品して販売可能。

アプリ内コインを使った売買なので、安全な環境でマーケティング力やビジネス力もつけられます。

現在はApp Storeのみでダウンロード可能です。

Springin’の公式サイトを見る

子ども向けビジュアルプログラミング言語 3:MOONBlock(ムーンブロック)

MOONBlockは、ゲーム作りを目的としたビジュアルプログラミング言語です。

ほかのビジュアルプログラミングソフトの多くは、アニメーション作りから始まりますが、MoonBlockは最初からゲーム作りに着手できます。

子どもでも飽きにくい設計と言えるでしょう。

くまやりんごなどのパペットの動きを、ブロックを組み合わせてプログラミングしていくことでゲームが作れます。

MOONBlockの公式サイトを見る

コードで本格的に!初心者向けの記述式プログラミング言語

ビジュアルプログラミング言語でプログラミングの原理を理解したら、実際に記述式プログラミング言語に挑戦してみましょう。

初心者向けのプログラミング言語として、

  • Python
  • JavaScript
  • Ruby

上記3種類を紹介します。

初心者向けの記述式プログラミング言語1:Python(パイソン)

Pythonは、多くのOS・ハードウェアに対応したアプリ開発、AI開発まで行えるプログラミング言語です。

汎用性の高いため、世界的に人気が高まっています。

AI開発は、人工知能の理論を理解する必要があるので難しいですが、Pythonの文法自体はシンプルで易しく、初心者でも始めやすい言語です。

初心者向けの記述式プログラミング言語2:Java Script(ジャバ スクリプト)

JavaScriptは、WebサイトやWebアプリの開発の際によく使われるプログラミング言語です。

動きのあるコンテンツの作成に欠かせない言語で、HTMLやCSSなどを用いたWebサイト制作と一緒によく使われます。

HTMLやCSSは、コーディング言語というプログラミング言語とは違う言語ですが、覚えやすく初心者向けです。

Java Scriptを習得したい方は、先に勉強しておくといいでしょう。

初心者向けの記述式プログラミング言語3:Ruby(ルビー) 

Rubyは、日本人のまつもとひろゆきさんが開発したプログラミング言語です。

Webアプリ開発が可能で、CookPad、食べログなどのアプリに使われています。

多くの言語が英語をもとに作られている一方、Rubyは日本語ベース。

日本人に理解しやすく、日本語の情報や資料が多いので、行き詰まっても解決しやすいです。

プログラミング言語は100種類以上!ビジュアルプログラミングから始めてみよう

プログラミング言語には100種類以上がありますが、一般的に使われているのは10種類前後です。

最初から実践的な言語で学ぶと挫折しやすいので、子どもや初心者の方はビジュアルプログラミング言語から始めてみてください。

プログラミングをなんとなく理解できたら、記述式プログラミング言語に挑戦しましょう。