お正月には小学生になった親族の子供や知人の子供にお年玉をあげる機会があると思いますが、相場が分からなくてはいくら用意したら良いか分からず困ってしまうでしょう。
この記事では小学生のお年玉の相場やお年玉のマナーを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
お年玉の始まりと現代のお年玉
日本に昔から根付いているお年玉文化ですが、本来は新年を祝うために贈られる金品のことでした。
この習慣が変化し、現代では年明けに親族や知人の子供にお金をあげることを「お年玉」と呼ぶようになったのです。
子供に渡すお年玉の相場は、就学前のお年玉の平均は1,000円程度で小学生のお年玉の平均は1,000円〜10,000円です。
【2021年最新版】小学生のお年玉の相場について
小学生のお年玉の平均は1,000円〜10,000円ですが、このはお年玉を受け取る子供の学年が低学年か高学年で変わります。
ここからは学年によって変わる小学生のお年玉の相場について紹介しましょう。
【2021年最新版】小学生低学年のお年玉の相場
小学生の低学年にあたる1年生〜3年生にあげるお年玉は1,000円〜3,000円が相場です。
小学生になると500円など1,000円未満のお年玉をあげることはあまりないようです。
【2021年度最新版】小学生高学年のお年玉の相場
4年生〜6年生になると小学生高学年になり、お年玉の相場も上がり、その相場は3,000円〜10,000円。
小学生高学年の多くの場合は3,000円〜5,000円で中学生が5,000円、高校生が10,000円になるようです。
相場に差がありますが、兄弟の人数と年齢なども考慮して臨機応変な対応をしましょう。
お年玉を迷ったときの計算
小学生のお年玉の相場ではお年玉の額が決められないと感じるのであれば、年齢から求めるお年玉の計算式を参考にしてみるのも良いでしょう。
年齢×500円
0歳は計算できないのですが、1歳は500円・4歳は2,000円・10歳(小学生4年生〜5年生)で5,000円になる計算です。
学年×1,000円
小学生以降から利用できる計算式で、非常にシンプルなものです。この計算式で計算すると、1年生は1,000円・6年生は6,000円になります。
お年玉を渡すときの基本マナーについて
お年玉は子供にプレゼントするものだからとマナーを忘れがちですが、守べきルールはあります。
ここからはお年玉を渡すときに気をつけるべきマナーを紹介しましょう。
なるべく綺麗なお札を用意しておく
お年玉に使うお札は新札でなくても良いですが、なるべく綺麗なものを用意しておくと良いです。
ポチ袋・お年玉袋に入れて渡す
お年玉はお金をそのまま渡してはいけません。ポチ袋かお年玉袋に入れ、自分の名前と送る相手の生を丁寧に書きましょう。
お札の肖像画は内側に折る
お札は折って袋に入れると思いますが、その際に肖像画が外側に来ないようにします。肖像画が内側に来るように左から右に三つ折りにしてください。
忌み数のお年玉を避ける
最近はそこまで気にする方も減っていますが、4や9のつく数字は「死」や「苦」を連想させる忌み数と言われており、あまり人に贈るものの数字として勧められません。
小学生のお年玉の相場は1,000円〜10,000円と紹介いたしましたが、その中には4,000円と9,000円が含まれます。
特別な理由がない限り、4,000円は5,000円・9,000円は10,000円などに金額を変更した方が良いでしょう。
【2021年最新版】小学生のお年玉の平均相場まとめ
小学生のお年玉の相場最新版をまとめました。小学生のお年玉は思っているよりもシンプルな額の設定だと感じられたのではないでしょうか?
相場が分からないままでは、いくら用意すれば良いのか分からないと思いますが、今回紹介したお年玉の相場を参考にしてお年玉の額を決めましょう。
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