2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化した影響で、「プログラミングって何？」と、子どもに聞かれた方もいるのではないでしょうか？
なんとなくイメージできているものの、具体的に説明するとなると意外と出てこないですよね。
そこで今回はプログラミングでできること、プログラミングを学ぶメリットについて解説していきます。
子どもでも楽しくプログラミングを学べる教材も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
プログラミングとは？何ができるの？
プログラミングとは、「コンピュータにやってほしい仕事を順番に書き出していくこと」です。
コンピュータは、プログラムによって指示された処理を行い、得られた結果を返します。
言葉だけではなかなかイメージできないと思いますので、プログラミングで使う言葉とプログラミングでできることを解説していきます。
プログラミング言語 = プログラミングで使う言葉
プログラミングをするときに使う言葉を、「プログラミング言語」と言います。
人に何かを頼みたいとき、日本語で「〜をして！」というふうにお願いしますよね。
プログラミングはコンピュータに対し、「〜をして！」とお願いしていく作業のことなのです。
アメリカでは英語、中国では中国語という言葉が使われているように、コンピュータでは「プログラミング言語」という言葉が使われています。
「プログラミング言語を使って指示を書くこと」をプログラミングと言うのです。
プログラミングで何ができる？
それではプログラミングをすることで、どんなことができるようになるのでしょうか。
プログラミングで作れるものとしては、以下のようなものがあります。
- アプリ
- ゲーム
- システム
日常で使ういわゆる「ハイテク」なものに必ずプログラミングが関わっていると言っても過言ではありません。
なぜプログラミングを学ぶの？メリットは？
「プログラミングでいろいろなことができるのはわかったけど、知識が必要なのはIT関係の人だけじゃない？」
「子どものころから学ぶ必要はあるの？」
上記のような疑問を持った方に向けて、プログラミングを学ぶメリットを2つ紹介します。
システムを理解できるようになり、論理的な思考力が身につく
プログラミングはスマホアプリ、ゲーム、駅の改札などに使われているので、子どもでも毎日のようにプログラミングによって動くものに触れています。
子どものころからプログラミングを学ぶことは、「どうしてこんなふうに動くんだろう？」という子どもながらの純粋な疑問に対する答えにつながるでしょう。
また、プログラミングを学んでいくと思うようにコンピュータが動いてくれないことがあります。
「なぜ動かないのか」「どうすれば動くのか」と考えながら挑戦していくので、論理的な思考力が身につきますよ。
将来の選択肢が広がる
さまざまなものが自動化されていく世界に人材育成が追いつかず、現在IT業界は人手不足です。
プログラミングスキルが身に付けば、システムエンジニアなどの高収入な職業への就職やフリーランスとしての独立が可能でしょう。
また、プログラミングはパソコンとネット環境さえあれば場所を選ばずにできるので、リモートワークを採用している企業が多いです。
プログラミング関係の仕事は自由な働き方を選びやすいと言えます。
システムエンジニアについては、こちらの記事をご覧ください！
【2020年最新】システムエンジニアの年収とオススメする3つの理由
【子ども向け】楽しくプログラミングを勉強できる教材3選
長い目で考えるとプログラミングを勉強して損はありませんが、保護者の方がプログラミングを子どもに教えるのはハードルが高いですよね。
幸いプログラミングの必修化に伴い、子ども向けのプログラミング教材が増えています。
そこで今回は、子どもが楽しくプログラミングを勉強できる教材として下記3つを紹介していきます。
- 【アプリ】Scratch
- 【本】プログラミングでなにができる?
- 【おもちゃ】Sphero Mini
【アプリ】Scratch
Scratchは無料で使えるプログラミング学習アプリです。
「10歩動かす」「15度回す」などのシンプルな指示からプログラミングを学習できます。
ひらがな表示があるので、低学年のお子さんでも安心。
【本】プログラミングでなにができる?
「プログラミングでなにができる？」はタイトルの通り、「プログラミングでできること」をわかりやすく解説してくれる本です。
プログラミングをやってみたいネズミのチュータと、ネコプログラマーというキャラクターと一緒にゲームを作ったり、アプリを作ったりできます。
Scratchについてのパートもあるので、一緒に使うのがおすすめです。
【おもちゃ】Sphero Mini
Sphero Miniは、専用の無料アプリを使ってプログラミングができるロボットボールです。
わかりやすい入力画面にプログラムを入力することでボールが動いたり、光ったりします。
実際に自分のプログラミングでボールを動かす経験ができるので、子どもも楽しめるでしょう。
アプリの設定や、難しいプログラミングを行うときはぜひ保護者の方がサポートしてあげてください。
プログラミングを楽しく学んで選択肢を広げよう
プログラミング学習は、世の中のアプリやゲームのシステムを理解したり、将来の可能性を広げたりすることにつながります。
子ども向けの教材は無料のものもありますので、ぜひ試してみて子どもにプログラミングを楽しく勉強させてあげてくださいね。
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