【最新版】小学生女子に大人気の職業!保育士のなり方を解説!

小学生の女子に人気の職業といえば保育士ですが、保育士のなり方はあまり知られていないようです。

この記事では、毎年「小学生女子のなりたい職業ランキング」のTOPに入る、保育士のなり方を詳しくお伝えしたいと思います。

【2020年最新版】保育士の仕事内容・勤務時間・年収について

保育士は、子育てをしている母親にとって身近な存在ではあるものの、その仕事内容などはあまり知られていません。

基本的に保育士との会話は自分の子供のことになりますので、周囲に保育士の知り合いがいなければ、保育士と仕事についての話をする機会はなかなかありませんよね。

まずは、保育士の仕事の内容・勤務時間・年収など基本的なことを知っておきましょう。

 

保育士の仕事内容

保育士の仕事は子供の保育だけではありません。

勤務先によってもその内容に違いはありますが、ここでは一般的な保育園で働く保育士の仕事内容を紹介しましょう。

  • 教室の掃除
  • 設備の点検
  • 保育園のプログラムに沿った活動
  • 子供の食事サポート
  • 子供の排泄サポート
  • 子供のお昼寝サポート
  • 保護者への連絡帳記入
  • 保育園の会議の参加
  • 保護者のフォロー
  • イベントの企画・運営

代表的な業務だけでも多岐にわたる仕事内容だということが分かりますね。

保育士の勤務形態

保育士の勤務時間を長時間にしないよう、多くの保育園ではシフト制による交代勤務が行われています。

【シフト勤務の例】

早番 7時30分〜16時30分

中番 8時30分〜17時30分

遅番 9時30分〜閉園まで

基本的には土日休みの場合が多いですが、保育園が土曜保育にも対応している場合には平日が代休になる場合もあります。

また、保育士の休憩時間は子供のお昼寝の時間を利用することが多いようです。

 

【最新】保育士の平均年収

保育士の給与は低いという印象があるかと思いますが、実際にはどのような状況になっているのでしょうか?

最新の保育士の平均年収をまとめました。

 

保育士の平均年収は公立保育所で約334万円・私立保育所では約314万円(「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の 経営実態調査集計結果」より)。

国税庁で発表されている20代〜30代の女性の平均年収が243万円〜313万円であることから、保育士の給与は平均的であると言えます(「民間給与実態統計調査」より)。

ただし、非常勤保育士の場合は年収が大幅に下がってしまう傾向があり、年収にすると200万円程度になってしまうようです。

同じ保育士の資格を持った保育士同士でも、雇用形態によって給与に大きな差があるということですね。

 

保育士の今後の展望

ご存じのように日本の都市部では保育園の不足・保育士の不足が問題になっており、共働きが進む現代では、今後も保育士の需要がますます高まっていくと言われています。

現段階では保育士の給与について不足しているという不満も上がっているのですが、保育士の人手不足を解消するため国から保育施設への「保育士処遇改善等加算制度」という補助金制度も生まれており、保育士の給与は毎年増加しているのです(「保育士のキャリアアップの仕組みの構築と 処遇改善について」より)。

このように、保育士の給与面・待遇面の改善はこれからも続いていくと考えられますね。

 

【2020年最新版】保育士のなり方まとめ!

具体的な保育士の仕事の内容や待遇をお伝えいたしましたが、実際に保育士になるためにはどのような方法があるのでしょうか?

ここからは、保育士になるための方法を紹介しましょう!

 

保育士になるためには保育士資格が必要

保育士になるには国家資格である保育士資格が必要です。

資格の取得にする方法は2通りあり

  • 保育士養成校である大学や専門学校を卒業後と同時に資格を取得する
  • 通信教育などを用いて勉強して国家資格試験を受験し合格する

保育士は子供の頃から目標とする方が多いため、前者が多数派のようです。

 

保育士資格の取得方法

保育士資格の国家試験は毎年春と秋の年2回実施されており、筆記試験と実技試験があります。

【保育士資格の受験資格】

  • 大学・短大・専門学校を卒業したもの
  • 平成3年3月31日までに高校を卒業したもの
  • 平成8年3月31日までに高校の保育科を卒業したもの
  • 上記以外で高校卒業後に児童福祉法第7条に基づく児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間以上の実務経験があるもの
  • 中学卒業後に児童福祉法第7条に基づく児童福祉施設で2年以上かつ7,200時間以上の実務経験があるもの

 

このように、保育士資格は最終学歴によって受験資格が変わりますので、注意しておきましょう。

(「ユーキャン 保育士になるには」より)

 

保育士資格の難易度

保育士資格の合格率は毎回20%前後です。

この数値からも保育士資格の取得はなかなか難しいということが分かります。

 

【最新版】小学生女子に大人気の職業!保育士のなり方!

小学生女子が夢見る職業のTOPに毎年ランクインする保育士のなり方について紹介いたしました。

体力のいる職業でもありますが、子供の成長を見守れる素晴らしい仕事である保育士をお子様が目指したいというのなら、ぜひその夢を応援してあげてくださいね!